夜長。

<10月14日の日記>
最近、帰宅するのは18:30頃。随分と早いと思うのだが、あたりはすっかり藍の空。
空にはいくつかの星と、月。南からもう西に翳ろうかという月である。
古来、月は人を狂わせるそうだ。

男はいきなり発狂した

山月記のこの一文はよく覚えている。
とまぁ、とりとめも無く書くのだけれど、
現代文が好きになってきたのは高3の頃。
教科書を読むのが好きになっていたあの頃を思い出すと、
今の文庫本なんかは凄く味気ないし、単行本は豪華すぎると感じる。
あの材質はなんなんだろうなぁ。