bat ファイル2(windows 7)

How toをば。

有効な識別子とメッセージ

  • 通常のコマンド:HELP入力で出てくるものや、プログラマにはお馴染みの"for" や "if" が使える
    • 文字列はそのまま文字列として区別される。"ABC"は ABC でOK。ただし日本語が混じったときには "C:\Program Files\フォルダ" 等ダブルクオート(")で囲む必要あり。
    • 数字もそのまま。四則演算が可能だが、小数になると演算できない。echo. では空白行を出力する(表示的には改行)
  • @ : 通常の"echo on"状態でなく、"echo off"状態でコマンド実行できる
  • rem : "echo on"状態のコメントアウト(実行コマンドではない注釈)
  • :: : "echo off"状態のコメントアウト

batファイルではじめに"@echo off"とあるのは、以降の"echo on XXX"で
batファイル実行中にメッセージを出力したいから用いられている。

@rem aaa
rem bbb
ccc

としたbatファイルの出力結果は、

rem bbb

となる。

変数と演算

set を使って

set 変数名=文字列
set /a 変数名=数値または演算結果

を行う。変数の値を参照する場合は%変数名%と%で囲む。

例)

@set mojiretsu=AAA
@set /a num=3-5
@echo %mojiretsu%
@echo %num%
@echo off
echo.
set mojiretsu=ABC
set /a num=3+5
echo %mojiretsu%
echo %num%

としたbatファイルの出力結果は、

AAA
-2

ABC
8

条件判断、文字列結合

if a==ABC 処理1 else 処理2
if exist file1 処理1 else 処理2

とか。コマンドが長い場合には、
処理は()でくくったほうがよい。

こよいはこおまで。