池波正太郎先生の本。

男の作法 (新潮文庫)

男の作法 (新潮文庫)

理屈で動くことはできない数々のことを「アレ」ということばで
片づけてしまう素敵な池波先生とその若き友人との対話をまとめた本である。

言葉というのは便利である一方で、弊害もある。
私は先生の思想にいたく感銘を受けたが、それを言葉であらわすことはできない。
それこそ、作家になるつもりでないと、難しいように思われる。

じゃあ、本当を学ぶにはどうしたらいいだろうか。
そのプロセスを考えて、人生楽しもうじゃないか。

とまぁ、こんな調子になれる本である。
お薦めしたい。